インフルエンザの流行時期はいつ?なぜ冬に流行るの?予防対策も紹介

インフルエンザ流行時期

こんにちは!

横浜内科・在宅クリニック院長の朝岡です!

最近はすっかり寒くなりましたね!

冬が近づいてくると気になるものがありますよね。

そう「インフルエンザ」です!

近年は新型コロナウイルスの影響で影を潜めていましたが、今年はインフルエンザの流行が見られます。

そこで今回は

「インフルエンザの流行時期はいつなのか」
「どうしてその時期に流行るのか」
「インフルエンザの予防対策」

について一緒に見ていきましょう!

インフルエンザの流行時期

インフルエンザ流行時期

季節性のインフルエンザは例年11月~12月頃から流行が始まり、1月~3月にピークを迎えます。

私たちのイメージ通り、冬に流行していますね。

ただ、昨年と今年は8月頃からインフルエンザが発生しており、例年より早まっているというデータもあります。

▶︎RSウィルスの症状のピークはいつ?コロナとの違いや治療を解説

なぜインフルンザは秋から冬かけて流行するのか

インフルエンザ流行時期

ではなぜ冬に流行するのかですが、一番の理由は「気温」と「乾燥」です!

気温が下がると粘膜の働きが弱くなり、免疫力(ウイルスに対抗する力)が低下してしまい、ウイルスが体内に侵入してしまいます。

湿度があればウイルスは水分とともに地面に落ちますが、空気が乾燥しているとくしゃみや咳などで飛び散ったウイルスが空気中をふわふわと長時間漂ってしまうのです。

この2つの理由が冬に風邪やインフルエンザが流行してしまうという要因です!

▶︎睡眠障害はコロナ後遺症?症状はいつまで続く?対処法や治療について

2023年はインフルエンザの流行が早まる可能性がある?

インフルエンザ流行時期

前述したように昨年、今年は流行時期が早まっているというデータが出ております。

理由としては新型コロナウイルスが流行したため、インフルエンザウイルスに対する抵抗力が下がってしまったのです。

今年の2月中旬以降から直近5年間の同時期と比較して多い状態です。

▶︎コロナ後遺症に多い筋肉痛や関節痛の特徴|治療や改善方法を解説

インフルエンザとコロナの同時流行の可能性は?

インフルエンザ流行時期

知っていましたでしょうか?

実はコロナウイルスとインフルエンザは同時に感染することもあります!

新型コロナウイルス5類へ移行したことで行動制限が緩和されたことや、例年以上のインフルエンザの流行が相まって、同時に流行することが予想されます。

なので、しっかりとした備えをしていく必要があります。

▶︎コロナ後遺症で頭痛が起こる理由|偏頭痛との見分け方や対処法について

インフルエンザの流行に備えた予防対策について

インフルエンザ流行時期

基本的な予防対策ですが、

・手洗いうがい
・人混みをさける、マスクをする
・部屋の湿度を50~60%を保つ
・十分な休養

この4つは新型コロナウイルスにも有効な予防対策です。

インフルエンザへの対策としては予防接種を行うことがおすすめです。

発熱等の症状は横浜内科・在宅クリニックへ

もちろん当院でも、インフルエンザの予防接種のご予約を受け付けております!

インフルエンザかも?

とご不安な方、発熱や咳などの症状のある方がいらっしゃいましたら丁寧な診察及び検査、お薬の処方をさせていただきます。

インフルエンザだけでなくコロナウイルスの検査も行っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

インフルエンザ予防接種については以下をご覧ください。

2023年インフルエンザワクチンのご案内

神奈川県で急な往診は横浜内科・在宅クリニックをご利用ください

神奈川県で急な往診が必要な場合、横浜内科・在宅クリニックが『家来るドクター』としてお家や施設などに往診にて対応いたします。

往診対応では、インフルエンザの症状に対する薬の処方や検査をその場で行う事が可能です♪

患者様の症状や状況に応じて、適切な診察と迅速な対応を行いますのでご安心くださいね。

お電話での医療相談も可能です!

まとめ

インフルエンザに一度は感染したことがある方がほとんどかと思います。

それほどインフルエンザは感染力の強い感染症で、最近では幼稚園や保育園、小学校で学級閉鎖になったという患者様のお声をよく聞きます。

コロナウイルスやインフルエンザと危惧するべき感染症が多く、お子様のいるご家庭様は心配になる事が多いと思われます。

そのため予防対策をすることが大切になります。

外出時はマスクをつけ、帰宅後は手洗いうがいなどの予防対策を万全にしていきましょう♪

しかし対策をしても感染してしまう可能性はゼロではありません。

発熱や咳などの症状がでた場合は、ぜひ横浜内科・在宅クリニックへご受診くださいね♪

参考文献

インフルニュース

厚生労働省 令和5年度インフルエンザQ&A

この記事の監修医師

朝岡 龍博

横浜内科・在宅クリニック 院長:朝岡 龍博 医師 

▶︎詳しいプロフィールはこちらを参照してください。

『クリニックに関わる全ての人を幸せに』
『最後まで患者様と病気と向き合います』

【経歴】

・2016年 名古屋市立大学卒業、豊橋市民病院 初期研修医勤務
・2018年 豊橋市民病院 耳鼻咽喉科
・2020年 名古屋市立大学病院 耳鼻咽喉科
・2021年 一宮市立市民病院 耳鼻咽喉科
・2022年 西春内科・在宅クリニック 副院長
・2023年 横浜内科・在宅クリニック 院長

【資格】

・舌下免疫療法講習会修了
・厚生労働省 指定オンライン診療研修修了
・緩和ケア研修会修了
・難病指定医
・麻薬施用者