花粉症で喉の痛みは出る?対処法や風邪との違いを解説
季節の変わり目、寒い日の中に暖かい日が混ざってくる頃。
そんな時にのどにイガイガとした違和感や痛みが…。
もしかして風邪?と思うかもしれませんが、実は花粉症が原因かもしれません。
今回は『花粉症が原因で起きる、のどの痛み』について、原因や対処法、風邪との違いについてご説明していきます!
花粉症で喉の痛みが出ることはある?
花粉症の三大症状として「鼻水・くしゃみ」「鼻詰まり」「目のかゆみ」が挙げられます。
しかし、症状はそれだけではなく『のどの痛み』が現れることもあります。
具体的な症状としては、のどの痛みや痒み、イガイガとした違和感、咳、といったものです。
花粉症でのどの痛みが出る原因
のどの痛みの原因としては主に3つあります。
- 花粉がのどに直接付着し、アレルギー反応が出て炎症を起こしている。
- 花粉症により鼻水が増えて、それがのどに落ちてのどの粘膜を傷つけ、それによりウイルスや細菌が繁殖し炎症を起こしている。
- 鼻詰まりで口呼吸になり、のどが乾燥し痛みが出ている。
花粉症で喉の痛みがある場合の対処法
では、痛みが出た場合の対処法をご紹介いたします。
のどの負担になることを避ける
喫煙や刺激物(辛い物など)の摂取、大声を出すなど、のどの負担になる事を避け安静にしましょう。
うがいをする
帰宅後にうがいを行うことでアレルゲンやウイルスを洗い流すことが出来ます。
また、口の中の乾燥を防ぎ、喉の奥を潤すこともでき、一時的に痛みも緩和できます。
花粉症だけでなく、通年有効な風邪予防方法ですので習慣にしていきましょう。
マスクを着用する
マスクをすることで花粉を体の中に入ることを防ぐことができます。
鼻が詰まっている場合は口呼吸になってしまうので、マスクを着用して口から喉までを乾燥させないようにしましょう。
就寝時に口呼吸になってしまう場合はマスクを着用し、加えて加湿器やのど飴なども併用して口の中の乾燥を防ぎましょう。
薬を使用する
カロナールやロキソニンといった内服薬は解熱剤として有名ですが、痛みや炎症を抑える効果もあります。
他にもうがい薬、のどスプレー、トローチやのど飴など、痛みを直接和らげることも可能です。
関連記事:鼻うがいのやり方は?効果やデメリットまで徹底解説!
花粉症と風邪の喉の痛みの違い
まず、花粉症と風邪の違いは、花粉症は花粉によるアレルギー症状が原因のもの、風邪はウイルスが原因によるものということです。
しかし、のどの痛みだけでは風邪なのか花粉症なのか判断することが難しいと思います。
他の症状や前兆、季節など異なる点があるのでそちらから判断することは可能です。
花粉症の症状
花粉症の主な症状は透明でサラサラした鼻水や連続したくしゃみ、目のかゆみが特徴で、のどの痛みは強くないことが多いです。
また、このような症状が出るのは花粉が原因ですので、花粉量の増減や外出した時などに症状が軽くなったり悪化したりします。
発熱するケースもありますがごく微熱のことが多いです。
症状が2週間以上続くようであれば花粉症を強く疑っていいでしょう。
風邪の症状
風邪は黄色いドロッとした鼻水が出ます。
くしゃみは連続することは少なく1回から数回で治まります。
1日を通して同じ症状が続き、時間帯などにはあまり左右されません。
症状は通常数日ほどで良くなってきます。
まれな事ですが、のどの痛みには緊急性の高いもの、手術が必要な病気が隠れている可能性があります。
唾や水が呑み込めないほど強い痛みであったり、口を開けることが出来ないといった症状は早めに医療機関に受診しましょう。
花粉症と風邪の混同に注意しよう
花粉症と風邪では治療法、薬などが違うため、症状をしっかりと見極めることが大切です。
花粉症の治療方法
花粉症はアレルギー症状になるので、抗アレルギー薬で症状を抑えていきます。
また、アレルゲン免疫治療という花粉症の根治が可能な治療法もありますが、こちらは数年の時間がかかるものになるので、今ある症状を抑えることはできません。
風邪の治療
風邪に対しては現在出ている症状に対して薬で押さえていきます。
花粉症との違いは抗アレルギー薬ではなく、症状に合ったお薬を使用するところです。
また、十分な休息と食事、水分摂取が重要です。
しかし、高熱が続く場合は新型コロナウイルスやインフルエンザの可能性もあるので油断せずに病院を受診しましょう。
横浜で花粉症の相談なら横浜内科・在宅クリニックまで
横浜内科・在宅クリニックでは主に内服薬や点鼻薬を処方いたします。
また当院ではアレルゲン免疫療法も小児は5歳から成人まで行っておりますので、シーズンオフの時は希望がある方は行うことが可能です。
まとめ
風邪の初期症状と花粉症の症状はとてもよく似ています。
特にのどの痛みだけで判断することは難しいです。
しかし、他の症状や経過など総合的な判断を行えば可能になります。
適切な治療法を行うためにも、医療機関を受診して原因を探すことが、ご自身の健康を守る為にも重要です。
参考文献
ぺラックT錠|こんなときどうする?のど(喉)が痛い時の症状別対処法
大正製薬製品情報サイト|花粉症と風邪の違いとは?セルフチェックで花粉症か確かめてみよう
健康サイトbyアリナミン製薬|花粉症で喉の痛み?風邪や新型コロナ・インフルエンザとの違いと対処法を解説
医療法人真緑会いしかわクリニック|風邪とアレルギーの区別方法-症状から見る正しい判断
横浜内科・在宅クリニック 院長:朝岡 龍博 医師
『クリニックに関わる全ての人を幸せに』
『最後まで患者様と病気と向き合います』
【経歴】
・2016年 名古屋市立大学卒業、豊橋市民病院 初期研修医勤務
・2018年 豊橋市民病院 耳鼻咽喉科
・2020年 名古屋市立大学病院 耳鼻咽喉科
・2021年 一宮市立市民病院 耳鼻咽喉科
・2022年 西春内科・在宅クリニック 副院長
・2023年 横浜内科・在宅クリニック 院長
【資格】
・舌下免疫療法講習会修了
・厚生労働省 指定オンライン診療研修修了
・緩和ケア研修会修了
・難病指定医
・麻薬施用者