制汗剤は使わない方がいいって本当?肌を守る正しい対策と注意点を解説

汗のニオイやべたつきが気になるとき、制汗剤は手軽で心強い味方になってくれます。

しかし「制汗剤は使わない方がいい」「身体に危険」などといった情報を見かけ、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。

結論からいえば、制汗剤は必ずしも悪いものではありません。

本記事では制汗剤が危険だとされる理由や正しく使うための注意点などをまとめて解説します。

制汗剤は使わない方がいいと言われる理由

制汗剤の使用が不安視され、「使わない方がいい」と言われてしまう背景には、主に2つの理由があります。

一つ目は毛穴を防ぐ成分への懸念です。

多くの制汗剤には汗腺の出口を塞いで汗の分泌を抑制する成分が配合されており、「汗が出なくなることで体温調節ができなくなるのでは」「身体に有害な物質が蓄積するのでは」といった不安につながります。

しかし市販の制汗剤に含まれるこうした成分の濃度は低く、通常の用途で使用する範囲では健康に悪影響を及ぼす科学的根拠はありません。

二つ目は制汗剤に含まれる殺菌成分やエタノールなどが、肌質や使用方法によっては刺激となり、かぶれやかゆみなどの肌トラブルを引き起こすのではないかといった不安です。

過剰な使用や肌に傷があるにもかかわらず使ってしまった場合などは、炎症の悪化やニオイの原因菌の増加につながることがあります。

これらの肌トラブルが、「制汗剤が肌に悪い」というイメージを広げる原因といえます。

関連記事:制汗剤の中で肌に優しい商品はどれ? 成分から見るおすすめの選び方

制汗剤は本当に危険なのか?

制汗剤に含まれる成分の安全性については、過度に心配する必要はありません。

制汗剤に含まれるアルミニウム塩やパラベン(防腐剤)などが、がんやアルツハイマー病の原因になるという説が取り上げられることもありますが、現時点でこれらの因果関係を裏付ける科学的データは確認されていません。

厚生労働省を始めとする関連機関は、化粧品や医薬部外品として販売される制汗剤に対して厳しい安全基準を設けています。

日常的に使用する範囲であれば、過度に健康被害を心配する必要はないでしょう。

ただし、敏感肌の方やアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患がある方は、制汗剤の成分が刺激となってアレルギー反応やかぶれを引き起こすこともあります。

特にエタノールや香料、殺菌成分などが反応を引き起こしやすいため、低刺激にこだわった製品を選ぶなどの注意が必要です。

関連記事:ミョウバンが皮膚に与える影響とは?肌トラブルを予防する正しい制汗対策

制汗剤を正しく使うための注意点

制汗剤を安全かつ効果的に使うためには、以下のポイントを守ることが大切です。

炎症や傷があるときは使用を避ける

脇にカミソリ負けなどの傷や湿疹、かぶれなどの炎症がある場合は、制汗剤の使用を避けましょう。

成分が傷口から浸透し、刺激や炎症が悪化することがあります。

塗り直しや重ね塗りに注意

制汗剤の塗り直しや重ね塗りは、かえって肌への刺激を強めたり、毛穴の詰まりを引き起こしたりすることがあります。

基本的には清潔な状態の肌に1日1回使用するものが多く見られますが、製品ごとに異なる使用方法を守り、過度な使用は避けましょう。

体質や用途に合ったタイプを選ぶ

制汗剤にはスプレー・ロールオン・クリーム・スティックなどさまざまなタイプがあり、配合されている成分や効果の持続期間が異なります。

  • スプレー:手軽で広範囲に使いやすく、手早くケアしたい方に
  • ロールオン・スティック:脇に密着させやすく、高い制汗効果を求める方に
  • クリーム:肌に優しい製品が多く、肌が弱い方やピンポイントで塗布したい方に

肌が弱い方はエタノールや香料不使用のものや、汗を抑えるのではなく消臭成分が主体の製品を選ぶのがおすすめです。

関連記事:制汗剤のデメリットとは?肌への影響と健康リスクを徹底解説

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肌トラブルがあるときの制汗剤以外の脇ケア方法

制汗剤の使用を避けたいときや肌トラブルがあるときなどは、以下の方法で脇の汗やニオイ対策を行いましょう。

丁寧な洗浄

脇は汗・皮脂・古い角質などが溜まりやすく、ニオイの原因菌が繁殖しやすい場所です。

ボディソープや石鹸を使い、手で優しく洗いましょう。

タオルやブラシを使うと肌を傷つけ、色素沈着や炎症の原因となります。

洗浄後は保湿剤などでしっかりと保湿し、肌のバリア機能を保つことも大切です。

医療機関ではヒルドイドやワセリンなどが処方されることもあるため、乾燥が気になる方やニオイ対策をしたい方は相談してみるのもおすすめです。

通気性の良い服を選ぶ

ポリエステルなどの化学繊維は汗を吸いにくく、ニオイの原因菌が増えやすい環境を作ります。

汗をしっかりと吸湿・速乾してくれる綿や麻などの天然素材、または吸水速乾機能のあるインナーなどを着用しましょう。

汗をかきやすい季節はこまめに着替えるのも有効です。

生活習慣を整える

食生活の乱れは、ニオイの原因となる皮脂やアンモニアの分泌を増やすことがあります。

肉類や脂質の多い食事を控え、腸内環境を整える野菜や発酵食品などを積極的に摂りましょう。

また、適度な有酸素運動で汗腺の機能を鍛え、ベタベタしにくい汗をかく習慣をつけることも大切です。

ストレスをためない

精神的な緊張やストレスが続くと、アポクリン腺からニオイの強い汗が分泌されやすくなります。

質の良い睡眠を確保するとともに、趣味などでリラックスできる時間を作り、ストレスを溜め込まないように注意しましょう。

関連記事:汗が臭い原因と対策を男女別にわけて解説|匂いの特徴についても

HUNDRED DOCTORのわき用クリームは優しく汗をケア

「制汗剤の刺激が不安」「肌への優しさと効果を両立したい」という方には、HUNDRED DOCTORのわき用クリームがおすすめです。

汗ケア成分であるクロルヒドロキシアルミニウム(ACH)を25%の濃度で配合。

塗り始めから汗量の減りが期待できるほか、最長で48時間汗をケアします。

さらに、ニオイを封じ込めるために「二段構え」の仕組みを採用。

緑茶エキス由来のカテキンがニオイ菌の活動を緩やかにし、柿タンニンが高分子ネットでニオイの分子を閉じ込めます。

また、高濃度ACHによる乾燥を和らげるため、アゼロイルジグリシンKを配合。

黒ずみの原因となるメラニン生成の抑制や皮脂分泌のコントロール、抗炎症作用などさまざまな働きを併せ持っています。

汗をしっかりケアしたいけれど、肌荒れや黒ずみが気になる。

そんなデリケートな肌にも使いやすいよう工夫されたHUNDRED DOCTORのわき用クリームをぜひお試しください。

まとめ

制汗剤は「使わない方がいい」と言われることもありますが、正しい知識と適切な使い方を守ることで、日々のニオイや汗の悩みを軽減してくれるアイテムです。

制汗剤の使用に不安がある方や肌荒れが心配な方は、HUNDRED DOCTORのように肌に優しい成分でできたわき用クリームを試したり、生活習慣を見直したりするところから始めてみましょう。

この記事の監修医師

朝岡 龍博

横浜内科・在宅クリニック 理事長:朝岡 龍博 医師 

▶︎詳しいプロフィールはこちらを参照してください。

『クリニックに関わる全ての人を幸せに』
『最後まで患者様と病気と向き合います』

【経歴】

・2016年 名古屋市立大学卒業、豊橋市民病院 初期研修医勤務
・2018年 豊橋市民病院 耳鼻咽喉科
・2020年 名古屋市立大学病院 耳鼻咽喉科
・2021年 一宮市立市民病院 耳鼻咽喉科
・2022年 西春内科・在宅クリニック 副院長
・2023年 横浜内科・在宅クリニック 院長
・2025年 医療法人 幸龍家 理事長

【資格】

・舌下免疫療法講習会修了
・厚生労働省 指定オンライン診療研修修了
・緩和ケア研修会修了
・難病指定医
・麻薬施用者