発熱、咽頭痛、咳、頭痛などの気道感染症を引き起こすウィルス。

A型、B型、C型の3種類があり、流行をひきおこすのはA型とB型である。

風邪ウィルスとは違い、症状は重度になることが多く、発熱期間も1週間程度で長い。

インフルエンザ脳炎・脳症を引き起こすことがまれにあり、後遺症や亡くなる人が一定数いる病気である。学校などの出席停止期間は学校保健安全法により『発症した後5日経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあたっては3日)を経過するまで』と決められている。 

治療薬は飲み薬はタミフル、ゾフルーザ、吸入薬はリレンザ・イナビル、点滴薬はラピアクタが存在する。