2025年最新の新型コロナ「ニンバス(NB.1.8.1株)」の症状は?重症化・後遺症のリスクについて解説

こんにちは!横浜内科・在宅クリニック 理事長の朝岡です。

毎年、夏頃には新型コロナウイルスの感染者が増加する傾向にあり、今年も感染者が増加しています。

お盆に入る前からコロナウィルス感染者が増加傾向であったこともあり、お盆明けは急増すると予想されます。

また、新型コロナウイルスの変異株「ニンバス(NB.1.8.1)」による特徴的な症状が注目されており、これまでの変異株とどのような違いがあるのか疑問がある方も少なくないでしょう。

本記事では、ニンバスの主な症状や感染状況、重症化のリスクなどを解説していきますね。

新型コロナウイルスの最新 変異株「ニンバス(NB.1.8.1)」とは?

変異株「ニンバス(NB.1.8.1)」とは、オミクロン変異株から派生した組み換えウイルスです。

2025年1月に初めて検出され、2025年5月23日には、WHO(世界保健機関)が監視中の変異株に指定しました。

国内の感染2025年6月のデータによるとニンバス株が国内感染の約4割を占めており、東京、愛知、大阪などの人口の多い都市を中心に全国的に感染が増えています。

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最新の新型コロナの主な症状は?

ニンバスでは、カミソリを飲み込んだような強烈なのどの痛みが特徴とされています。

これまでの新型コロナの主な症状と比較すると以下のような症状があります。

症状これまでのCOVID-19KP.3株ニンバス(NB.1.8.1株)
のどの痛み◎(強烈な痛み)
咳や痰
鼻水
発熱
頭痛・関節痛
息苦しさ
倦怠感・だるさ
消火器症状
味覚・嗅覚障害

強烈なのどの痛みが特徴的ではありますが、強烈なのどの痛みがない場合であっても新型コロナではないとは言い切れません。

風邪のような症状がある場合は、医療機関を受診して適切な治療を受けることが大切です。

最新の新型コロナ「ニンバス」による重症化のリスク

2025年8月現在、「ニンバス(NB.1.8.1)」による重症化はほとんど確認されていません。

しかし、高齢者や基礎疾患を持つ方は、重症化リスクが高まるため、予防や早期治療が大切です。

ご自身がリスクが低い場合でも、ご家族や周囲の方に感染し重症化させてしまうこともあります。

一人ひとりが予防や適切な治療を受けることで感染拡大を防ぐことができます。

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最新の新型コロナ「ニンバス」による後遺症

コロナといえば、嗅覚障害・味覚障害・ブレインフォグといった後遺症が注目されていましたが、現時点の報告ではニンバス特有の後遺症は認めてはいないと考えられています。

しかし、月日が経つことで、新たに報告される後遺症が出てくる可能性があるので、いずれにせよ感染には注意が必要です。

▶当院の新型コロナ後遺症外来についてはこちら

最新の新型コロナ「ニンバス」の予防・対策

これまでの新型コロナウイルスと同じく以下の対策が重要です。

  • マスク着用
  • 手洗い・うがい
  • 定期的な換気

また、ワクチン接種から時間が経過するほど感染リスクが高くなるため注意が必要です。

令和6年度から65歳以上の高齢者または、60歳~64歳までの一定の基礎疾患を有する方は新型コロナワクチンの定期接種の対象とされています。

定期接種できる期間は自治体により異なる場合があるため、お住まいの市町村にお問い合わせください。

関連記事:【倦怠感・疲労感が続く】これって新型コロナ感染症の後遺症?その他考えられる原因

医師による新型コロナウイルスに対する実体験

コロナウイルスが蔓延していることで、知らず知らずのうちに感染している人も増えてきております。

日本ではマスクをしない人が増え、コロナウイルスへの警戒心や危機感が薄れていっているように思えます。

私自身、在宅診療も行っているため、コロナウイルス感染が原因で命を落とされる方を多く診てきました。

特に介護者から感染してしまうケースは心が切なくなります。

横浜内科・在宅クリニックでできる対応

症状に心当たりがある場合は、横浜内科・在宅クリニックにご相談ください。

当院では、親身になって診察させていただき、治療法の提案をさせていただきます。

症状が急に悪化した場合はもちろん、通常の診療時間、夜間休日の救急往診も可能です。

これにより、迅速に医療診察を受けることができます。

一度の往診だけでなく、外来診察に来ていただくことで継続的なフォローアップと長期的なサポートを受けることが可能です。

また、当院では新型コロナウイルス感染症と診断されてから、1〜2か月以上経過しても何らかの症状でお悩みの方のため、新型コロナウイルス後遺症外来を設置しています。

  • 新型コロナウイルス感染症から時間が経過しているのに症状が改善されない。
  • 後遺症によって日常生活を送るのも大変。

など、少しでも気になる症状があればご相談ください。
【YouTube】新型コロナウイルス後遺症外来

新型コロナウイルス後遺症外来(朝岡先生の動画)

当院ではオンライン診療も行っております。

事前に登録しておく事で、スムーズに受診受付ができます。

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まとめ

2024年に登場したKP.3株は、従来の新型コロナウイルス株と比べて感染力や免疫逃避能力が高く、ワクチン効果の低下が懸念されています。

そのため、感染予防と適切な対策が引き続き重要です。

また、症状がこれまでの株とは異なる場合があり、コロナウイルスだと気づかないこともあります。

体調の変化があれば、ただの風邪と思わず、病院をご受診ください。

参考文献

【ニンバス】新型コロナ変異株「NB.1.8.1株」について【特徴・由来・症状】|一之江駅前ひまわり医院

都道府県別の懸念される変異株の国内事例数(ゲノム解析)について|厚生労働省

新型コロナウイルス感染症に関する報道発表資料(発生状況)2025年|厚生労働省

この記事の監修医師

朝岡 龍博

横浜内科・在宅クリニック 院長:朝岡 龍博 医師 

▶詳しいプロフィールはこちらを参照してください。

『クリニックに関わる全ての人を幸せに』
『最後まで患者様と病気と向き合います』

【経歴】

・2016年 名古屋市立大学卒業、豊橋市民病院 初期研修医勤務
・2018年 豊橋市民病院 耳鼻咽喉科
・2020年 名古屋市立大学病院 耳鼻咽喉科
・2021年 一宮市立市民病院 耳鼻咽喉科
・2022年 西春内科・在宅クリニック 副院長
・2023年 横浜内科・在宅クリニック 院長

【資格】

・舌下免疫療法講習会修了
・厚生労働省 指定オンライン診療研修修了
・緩和ケア研修会修了
・難病指定医
・麻薬施用者